スター氏とよく似た例として、米国のオバマ大統領が挙げられます。彼は獅子座の太陽、水星、天王星をはじめとした8個の天体が西側にあります。獅子座の太陽は有能なリーダーとして承認されることを狙う一方で、実際に落とし込まれている現場は他者への奉仕、あるいは他者との共同作業の現場(西側)ということになります。しかし、この一見相反するような原理のブレンドは、彼の政治的ポリシーにしっかり現れているように思われます。実際、オバマは大統領選で「Yes I can!(私はできる)」ではなく、「Yes, We can!(私たちはできる)」というフレーズをを連呼して支持を集めました。欧米のリーダーなら大抵「私が!私が!」となるところですが、さすがは西半球強調の政治家です。原理はエゴの追求でも、他者に尽くす、力を合わせるという形で昇華出来るというわけです。